第5章1節「はじめての たんけん」
お久しぶりです。リアルで色々忙しかったのと、昨年11月15日に発売された待望の「ポケットモンスターソードシールド」にのめり込んでしまっていたのでだいぶ日にちが空いてしまいました。気を取り直してメインシナリオを進めなくては。
ギルド入門から7日目。つまり1週間ですね。もうそんなに経ったのかぁ…そしてここで新章に入ります。
〜Chapter-5 はじめての たんけん〜イラストは、流れ落ちる滝の水流でした。動いてます。本当に綺麗なドット絵だこと…
今日はいつも通りの朝礼の前に、ペラップから大切なお知らせが入りました。ここから北東に行ったところにある「キザキのもり」という森で、
時が止まってしまったのだそうです。
一同驚愕。「時が止まる」って。なんだそれ。一体何が起きたのか。困惑するみんなは、「あること」に気付きます。
そう。「キザキのもり」の奥に隠されていた「ときのはぐるま」。それがあろうことか何者かに盗まれてしまったと言うのです。
時が止まってしまった場所は、歯車が奪われた「その瞬間」の時間に留まり続けます。色あせたモノクロの世界で、風も音も季節も天気も止まる。第五人格でジョゼフが作る写真世界ってコレみたいな感じかなとか思ってみたり。
そこに生息していたポケモン達は大丈夫かな…
すでに捜査が行われていいて、何か気付くこと、怪しいこと、何でもいいから少しでも手掛かりになりそうな情報が得られればすぐにでも教えてほしい、とのお知らせ。
ところで、3章(当ブログ記事3章4節)https://hortensia-violet.hateblo.jp/entry/2019/09/10/191337 にてスリープを捕まえた日の夜にクリームからこの「ときのはぐるま」についての話をして貰ったことを覚えておりますでしょうか。そう、まさにこの時。歯車が盗まれていたのです…!
盗まれたのが入門から3日目の夜で今は7日目の朝。こんな大事なことを後回しにするなんてペラップの性格ではありえないので、ジバコイル保安官からペラップに通達されたのは遅くとも6日目の夜(でも例え夜中だとしても『緊急事態だよ!』って、叩き起こして伝えるとかもやりそう)、つまり昨晩だということになりますが、それでも発覚までに3日近くのラグがありますね。人里(ポケ里?)離れた辺鄙な場所だから気付くのに時間が掛かったのかもしれない。いや、「辺鄙な場所」だからこそ3日で済んだのなら良い方、でしょうか…クッキーズが日々の修行に励んでいる間にも、着実に世界は変革しつつあるそうです。
さて。朝礼が終わってから、クッキーズはペラップに呼び出されました。まずは、お褒めの言葉。特に、この間スリープを捕まえられたのは見事だった、と評価してくれました。
そして、そんなクッキーズに、待望の「探検隊らしい仕事」が任されます!これまでは何でも屋みたいな感じでしたからね。
ペラップに促され、「ふしぎなちず」を上画面に展開。現在いるのはこのトレジャータウンで、
今回の目的地はトレジャータウンから北東にある滝だそうです。
ど、どこからの情報なんだろう…
今回は、この滝にどんな秘密が隠されているのかを調査するのがお仕事。…おや、クリームがぶるぶる震えています。どうしたのでしょうか…
と思ってたら感動のあまり涙ぐみながら武者震いしていたようです。よっぽど嬉しかったのでしょう。
章タイトルにもある「はじめてのたんけん」、頑張ろうね!
そしてまた「おー!」のポーズ。やっぱり可愛い!
準備のために地下一階に上がると、今度はチリーンに呼び止められます。お尋ね者掲示板前にて。チリーンが「編成所」を開設しました。これ以降、クッキーズはダンジョンでポケモンを倒すたびに一定の確率で野生ポケモンをチームにスカウト出来たりします!確かに、2匹だけじゃキツいダンジョンとかもたくさんありますからね。2匹の共通の弱点であるじめんタイプのポケモンが多いと特に。仲間は多い方が心強いです。
ここでチリーンが「ゆうじょうのベル」なるものを鳴らすことで、クッキーズはポケモンをスカウト出来るようになります。…「ふうりんポケモン」にそんな能力…?
そして、ポケモンを仲間にできるようになると、報酬欄が「???」になっている依頼が出るようにもなります。このタイプの依頼でもポケモンを仲間にする事も可能です。
また、編成はギルド内だけでなく交差点の水飲み場前の看板でも出来ます。ここで仲間のステータスを確認したりチームに組み込んだりが出来るのです。
今はまだ2匹しかいないけど、いつかここが仲間たちの名前で埋まるんだなぁ…わくわく。
ちなみに、ポケモンはたくさん仲間に出来ますがチームに入れていけるのはリーダー含めて全部で4匹まで。且つ、その4匹の「からだのおおきさ」を示す星の数が合計で6個までとなります。ココア(ロコン)なら、サイズは星ひとつ分。クリーム(ピカチュウ)も星ひとつなので現在は合計2個ですね。例えば(現時点ではまだ出会えていませんが)イワークなんてのはとっても大きなポケモンですから、星は4つぶんもあるので、もし仮に今イワークを仲間にしてしまったら、あとひと枠残ってはいるものの、これで定員オーバーになってしまいます。この「からだのおおきさ」は、フォルムチェンジ出来るポケモンはその分星が加算されてしまう(ネガフォルムとポジフォルムの二つの姿をもつチェリムなら、星2つぶん)ので、そこも注意が必要です。
だから「グラードンとカイオーガとレックウザで夢の共演〜♪」なんて真似は残念ながら出来ないのです。3匹とも星は4つで合計12。チーム二つ分になってしまいますから…また、今作「空の探検隊」で追加された便利なシステムとして、倒したポケモンが仲間になる際、すでに仲間に同じ種類のポケモンがいた場合は表示の色が変わります。まだ仲間になっていなかったら青っぽい色。すでに仲間にしていたら茶色。分かりやすい!
…取り敢えず、キリが良いからここまでかな?「はじめてのたんけん」なんて言っておきながら探検に出る前に1節終わろうとしてますが…ボリュームの関係でひとまずここまでと。
(つづく)
第4章2節「修行の日々」
6日目。昨日は新しく見張り番の仕事を与えられましたが、今日のお仕事は掲示板の依頼です。3章の時と同じように、任意の依頼をいくつかクリアしましょう。
そして、日記も更新されてます。
ビッパはギルドに入って日が浅いので一応プレイヤーと近い立ち位置だからでしょうか。今回は日記というよりも初心者向けのアドバイスですね。ちなみにこの内容はちょっと前に掲示板前で話しかけたチーム「タベラレル」のオオスバメが話していたものと似てます。
キマワリの方も。
そうそう。ダンジョンの中でおなかが0になってしまうと一歩進むごとにHPがどんどん減っていって文字通り「餓死」してしまうのです。やらかしたことあるからわかるわぁ…いくらカバンの中を圧迫するからといって「リンゴ」などの食料をバカにしてはいけない。
盗み読みされてること前提で書いてるのかな…まぁ確かに定期的に購読してますけども私。
そういえば入り口の看板も見てなかったなぁ。ここには、プクリンのギルドの探検心得が書かれています。
いつも朝礼でみんなが斉唱してるのはみっつめまでですが、10個もあったんですね。というかよっつめ以降は誓いの言葉というよりも何か別の…
交差点に出ると、以前パッチールが何やら企んでいた岩の影に別のポケモンがいます。ソーナノとソーナンス。このコ達が何をしているかは今はまだ秘密です…
日記にも書いてあったとおり、これから一緒に探検に出かけるキマワリとビッパも見かけました。
さて、私達が今回達成すべき依頼のリストはこちら。やっぱり「同じダンジョンのもので統一」した方が一気にこなせて良いかなと思いまして。でもまだおたずねものポスターには受けられる依頼が無かったので、救助系のものだけです。
まずはトレジャータウンを散策します。
タウンやギルドではちょいちょい色んなポケモンが入れ替わりで談笑していたりするので話しかけるとここだけの会話ができたりします。今日はスリープ事件のときのマリルとルリリきょうだいに会えました。
この御恩は忘れません、と言われますが、実はこの後もまだまだこの兄弟と関わるのです…でもそれはまた別の話。
お店の前にいるのは盗賊団「MAD」。名前の由来はマニューラとアーボックとドラピオンの頭文字でしょう。「マッドサイエンティスト」とかの「マッド」であって、別に動画とかそういう方向の意味はないです。…盗賊団が平気でうろつく町って。リーダーはマニューラ。女盗賊だそうで。格好いい。
彼等は「ゼロのしま」という謎の秘境を探している様子。あそこは手強いポケモンがワンサカいるけどその分お宝もザックザクですからね。
モブ(?)との会話で珍しくクリームが受け答え。…実は私の方はそこを知ってる。まだ挑戦できないけどね…
彼等はメインストーリーに絡んでは来ませんが、とあるスペシャルエピソードではガッツリ矛を交えることになります…それもまた後日、お話ししましょう。
今回はカクレオンのおみせで「モモンのみ」を購入。受けた依頼の中に「モモンのみを届ける」というものがあったので、運良く店頭に並んでいたのを買いました。モモンのみとか大半のふしぎだまの類は使う機会があまり無くてだいたいいつも売ってしまうので、こういう依頼ではちょっと苦労してしまいます。いつも現地調達で済むとは限らないのです。
貴重な道具もガルーラ倉庫に預けたし、お金も銀行に預けた。必要などうぐも手に入ったし、準備はバッチリ。それでは目的地である「しめったいわば」へと向かいましょう。
ところで、救援を求めていた依頼主のカラナクシは「かいがんのどうくつ」に出てくる「ひがしのうみ」の方だったようです。「しめったいわば」で敵として出てくるのは「にしのうみ」の方だからこの景観の中で青いカラナクシがいるのを見ると新鮮な気分。ひがしのうみのカラナクシはひらひらしていてとてもキュート。もちろん、にしのうみのまるっこいフォルムも好きですとも。ちなみに、この青いカラナクシを仲間にするのは地味に大変だったりします。隠れたレアポケモン。
道中でレベルアップ。レベル11でココアが割と使い勝手の良い「でんこうせっか」を習得できました。このわざは角抜けも効くのでとっても便利。ここで少しでもレベルを稼いでおきたいですね。
…うん。行けるダンジョン、会えるポケモンが少ないとたまにいるんだよね…こういう「目的地に出てくる敵ポケモンと同じ種類のポケモンが依頼主のパターン」みたいなの。一応以前も言った通りに足元に目印が付いているしマップでもアイコンが黄色になってるから分かるっちゃー分かるけど、パッと見だとやっぱり紛らわしすぎる。
モモンのみを欲しがっていたのはこの子。実はちょっと前に海辺に流れ着いた小瓶に入っていた依頼の子だったりします。遅くなってごめんね!
まぁ、何はともあれ依頼達成。着々と探検隊ポイントが溜まっていきます。
第4章1節「みはりばん」
それでは本編に戻ります。スペシャルエピソードは、また解禁されたらキリのいいタイミングで進めるつもりです。
3章にて依頼を3つこなしたら、メインストーリーが進みます。…めちゃくちゃ長かったですね。まさに序盤の「山場」でした。
〜Chapter-4 みはりばん〜
ギルド入門から数えて5日目。
この絵は後述する「見張り穴」から頭上を見上げたときのものですね。
いつもの朝礼を終えた後。突然の怒号がクッキーズを襲い、もとい呼び付けます。思わず飛び上がる2匹。
声の主はドゴーム。朝からあんなトンデモ声で起こされて今度は何なんでしょう…
連れて行かれた先はいつもドゴームとディグダがいる穴の付近。
ここで、ドゴームから当記事の章タイトルでもある「みはりばん」の仕事を任されるのです。
というのも、いつもこの仕事をやっているディグダが、今日に限って父親であるダグトリオに別の仕事を頼まれているので代わりにやって欲しいから、なのだとか。
そのみはりばんのお仕事ですが、この穴の中からやるそうです。見張り番のお仕事は、ギルドに怪しいモノを通さない為の言わば番兵。私たちも、ギルドに入門する時に診断されましたよね。今となっては懐かしい…
ここでクリームとココアが乗った格子の穴が、「見張り穴」で、ギルド地下二階のツタが伸びてる穴から行くそうです。
普段はディグダがこの穴を通って見張り穴の真下まで行き、
格子の上に立ったポケモンの足形を見て、それがどんなポケモンなのかをドゴームに伝え、
それを聞いて怪しいモノではないと判断したドゴームが中にポケモンを通す、という役割でそれぞれ動いているのだそうで。ここで明かされるギルドのセキュリティシステム…取り敢えず、クッキーズはディグダの代行として見張り穴の上に立つ足形からポケモンの種類を答えられればいいのです。
ということで穴の中へ。中は真っ暗。恐る恐る手探りで進んでいくと、光が見える場所を発見。
そこが「見張り穴」です。ここから上を見上げて誰かを判別します。首が痛くなりそうだ…
そうそう、ちょうどこんな感じに。
さて、ゲーム的にはどんなお仕事になるのかと言いますと、所謂ミニゲーム形式。プレイヤーは、上画面に表示された足形から下画面のパネルで答える、という選択式なのでそこまで難しいものではありませんし、意外と特徴的な足形と、「これは絶対違うだろう」みたいな選択肢が並ぶのでやり易いかも。
下の黄色いバーが一問ごとの制限時間。多分10秒か20秒かそこらだと。尚、間違えても2回まではパートナーが「それは違うと思うよ」と教えてくれます。そして、時間が経つにつれてポケモンの特徴に関するヒントが出たり下画面に姿が映されたりもしますので焦らなければ多分大丈夫。
因みに、「足形」なので足形が無いポケモン、例えばドーミラーやゴーストなどといったポケモンは出てきません。私が1番好きなクロバットも出ません。じゃあその場合はどうやってチェックするんだろう。ギルドのメンバーでもチリーンとか足形無いのに。あと、たまにドダイトスとかフシギバナみたいな物凄く重そうなポケモンとかも来たりするんですけど格子穴の耐久性はどうなのか。足が上に乗ってるわけだからこちらに砂が落ちてきそうだとかそもそも逆光で見えないんじゃないかとか色々突っ込みたいところはある…
6問答えると来客終了。結果発表に移ります。私は全問正解!まぁ、マダツボミとかビブラーバとかポリゴンとかすごく特徴的な足形をもつポケモンが並んでいたので割と簡単でした。ポケモンを遊び続けて十余年。流石に慣れてるさ。
頑張ったご褒美も貰えます。良い成績を残せばそれだけゴージャスな品に!内訳は、500ポケ、しあわせのタネ、カテキン、いのちのタネ!どれもこれもなかなか手に入れられない貴重な品ばかり。
そしてこのテロップが好きです。褒められてこのポーズ。やっぱり可愛いなぁこの子たちは。
みはりばんのお仕事だけで本日は終了です。1日じゅう上を見上げてたのか…お疲れ様…
明日もまたがんばろうね。
(つづく)
外伝1-4「もう一つの『願い事』」
みんなに背を押され、さらにさらに奥へと潜ります。その名も「ほしのどうくつ さらに おくち」
ここからはビッパ単独での探検となります。悪天候の心配はもう要りません。
…が。出現ポケモンはかなり絞られて、厄介なドータクンとルナトーンとコダックのみになっています。コダックはともかくダメージの与えにくいドータクンとルナトーンがワンサカ出てくるのが辛いです。あと申し訳ないけど見た目的にも飽きてくる。
取り敢えず、道中に「ゴローンのいし」が落ちていたので回収。飛び道具はたいへん便利なのでいくらか持ち歩きたいところです。
それにしても、ドーとルナがわらわらと集まってくる…。あまり消耗はしたくないので、ここはふしぎだまを使って場を切り抜けます。何せ、ボスフロアではふしぎだまが無効化されてしまうので…ならば道中で使い切ってしまってもいいでしょう。
B4Fを降りれば最下層に到着します。ここまで長かった…
ほしのどうくつ さいおうぶ。
先程アクトーズに襲われた場所とは大きく雰囲気が変わる場所に着きました。私のイメージでは、ポケットモンスターハートゴールドソウルシルバーのポケウォーカーにあった限定コース「よぞらのはて」のようなイメージ。天井が無く、岩壁に丸く切り取られた星空がさんざめいているような。
するとどこからともなく眠たそうな声が聞こえます。
謎の声に「きみはだぁれ?」と尋ねられてビッパが答えます。ビッパが訊き返すと、あくびを交えながらも答えてくれました。
しゅるるる…と光が集まり、
ジラーチ登場!「ほしのどうくつ」の伝説は本当だったんですね。
しかし。なんだか眠そう…というかまだ寝てる。まだ寝ぼけているジラーチは「寝相が悪いからうっかりきみを攻撃しちゃうかも」なんて言いながら、
まさかの戦闘開始。ここで流れる曲はいつものボスバトルのではなく、「でんせつへのちょうせん」。赤の救助隊青の救助隊でのレックウザ戦のBGMでもある曲です。
まずはジラーチに「ふらふらのタネ」を投げてこんらん状態にします。
混乱してふらふら動き回るジラーチに、先程までに拾った飛び道具を投げまくる。こういった戦い方が私のやり方になります。というのも、ジラーチはドータクンと同じはがね・エスパータイプなので、正攻法にビッパがたいあたりを繰り出してもあまりダメージが伸びないのです。
飛び道具の中でも「ゴローンのいし」はとりわけ優秀で、固定ダメージ20ですが90度までの範囲なら前方10マス先まで届くのです。便利!
ちなみに、ジラーチに行動を許すともれなく高威力のわざが飛んできます。「寝相が悪い」なんてレベルじゃないぞ。この時点のビッパなら「ねんりき」2発で確殺されます。また、「ねむる」で全快される恐れもあるので注意が必要です。寝てる姿も可愛いけど。このシナリオは全体的に運要素が絡んできますね…
接近されたら「ばくれつのタネ」もおススメ。なかなか良いダメージを叩き出してくれます。
取り敢えず、なんとかクリア。クリアするまでに実は3回くらいやり直してます。ジラーチつよい。
撃破すると、地響きと共にジラーチに光が集まり…
星が散って、
覚醒!あくびが可愛い!
やっと起きてくれました。強かったよアナタ…
ようやくこの瞬間が来ました。ビッパ、心の準備は出来てる?
願い事はこの中から選びます。…欲深すぎない?この選択肢。
ビッパの願い事、それは「一流の探検家になること」です。それは今でも変わっていません。
けれど、
ビッパはそれをジラーチには願いませんでした。
成長しましたね…もう私的にはこんな答えが出せる時点で「一流」だと思います。
そんなビッパを、ジラーチは褒めてくれました。私もこのビッパ大好き。
「じゃあ、今回はお願い事はナシで…」と、消えようとするジラーチに、欲がないことを好きになってくれたのに今更こんな事を言うのはアレだけど、と前置きして、ビッパは代わりに「もうひとつの願い事」をしたいと言いました。
それは、「自分にも後輩が欲しい」
そう、ビッパは現時点で1番下の後輩なんですよね。
「ギルドのみんなに助けてもらってばかりではなく、今度入ってくる後輩のことも助けながら一緒に頑張りたい」そう願いました。励ましながら一緒に頑張れる間柄って良いですよね。
ジラーチは、その願いを叶えてくれると約束してくれました。すぐにではないけれど、必ずギルドに新しい子が入ってくるよ、と。
ビッパの願い事は、そう遠くないうちに叶えられます。彼が願ったその後輩が、主人公たちでした。こうやって繋げてくるんですね。思わずウルッときます。
ここでスタッフロールが流れます。お疲れ様!
余談ですが、このシナリオが解禁されるのは3章のトゲトゲ山でルリリを救出してからなのですが、3章をクリアして4章に到達するとビッパの日記が更新されます。
このスペシャルエピソードと日記を知った上で本編を見ると、本当に心の底からビッパは主人公たちのことを気にかけてくれてるんだなぁってジーンとなりますね。
ビッパとはこれから長い付き合いになります。
外伝1-3「星を目指して」
それでは、「ほしのどうくつ」の奥地へと向かって参ります。
ここでレベルアップ!せめて最終戦までに少しでもレベルを上げておきたいです。
新たに登場するドータクンとルナトーンが苦しい。何せよりにもよってノーマルタイプわざを半減にしてしまうタイプなので…まぁ、登場するダンジョン的には似合ってるけれど。
個人的要注意ポケモンはゴクリン。(´ε` )←こんな顔してるけど体力が高いので「たいあたり」3発当てても倒れてくれません。そして「あくび」で数ターン後に眠らせてくるので長期戦必須。さらにさらに「スモッグ」でどく状態にもしてくるのであまり会いたくない相手です…
ここは狭く浅いのでB4Fを降りると下層に到着。イベントが進みます。
一面がキラキラしていてとても綺麗ですね。でも此処、壁に囲まれて行き止まりに見えますが…
すると突然、笑い声とともにあのチンピラ達が降りてきます。ビッパが「オマエ」って言うのだいぶ珍しい気がする。もしかしたら、少しでも強がろうとしているのかもしれません。
そして本性を現すユキカブリ。なんとこいつらはグルでした。…うん、初回プレイの当時に薄々気付いてた。同行者が悪天候持ちだし追われててオドオドしてる割にはレベル高かったし…
その名も「アクトーズ」。名前が安直すぎる…
彼等の狙いは、ビッパのあの大切なお金でした。どうやらあの時の一連のやりとりを見られていたようです。
すぐに奪ってしまうと大騒ぎになるので、こんな手の込んだ芝居までして誘き寄せた、とのこと。
最初にこの古地図を手に入れた時は、彼等もいたく喜んだそうです。けれど、いざ来てみればただの行き止まり。どんな願いも叶えてくれる「ほしのどうくつ」なんて嘘だ、ここには何もない。だから腹いせに何か金目のものを探していたら、偶然ビッパに行き着いたのでした。悪党ってか強盗。名前を「ゴウトーズ」にした方が良いのでは?
だからと言って、このまま引き下がってやれる程ビッパは弱くはありません。さぁ、ここでボスバトル!
…ですが、実はここは負けイベント。頑張れば勝てなくはないのですが、勝っても負けても同じ「負けた」展開として進むのです。なので、温存してる「ふっかつのタネ」を使ってしまわないように、かしこさスキル「どうぐマスター」を切っておきます。
…私のせいじゃない。これ、負けイベント。でも、ビッパには悪い事をした気分…3対1でリンチされて満身創痍のビッパ。絶体絶命の大ピンチ…!
それでも、お母さんから貰ったお金を奴等に渡すわけにはいかない、と。頑なな態度を貫こうとするビッパ。そんな彼に迫るアクトーズ。…その時。
何者かの制止の声。
そして、とても耳馴染みのあるあの言葉。
ギルドの仲間たちが、助けに来てくれました。ここで流れるBGMは「せいぎのみかた」。ギルドのテーマのアレンジでもあります。イントロがクールです。
ペラップ激おこ。なんだかんだ言って、ペラップは仲間想いなのです。カッコイイー!
後輩をリンチしたその報い、その身で受けてもらいましょう!
ここではギルドの仲間達が参戦します。ビッパ1匹だけでは勝てなくても、仲間達に助けて貰えばあっという間に勝ててしまうのです。
(しかし、運が悪いとユキカブリの「こなゆき」で凍ってしまい仲間達が何も出来ない、ダグトリオの「じしん」でビッパが巻き添えを食らう、などの事故が起こる事もあったり…)
なんだかもうリンチにリンチを返したお陰でどっちが悪党なんだって気もしますが、アクトーズを撃退。流石は先輩方。みんな、強い…ビッパも思わずウルウル。
でもどうしてここに来れたのかと言うと、休みを申請してきたビッパが上の空で様子がおかしかった、からだそうです。じゃあ仮病もバレてるのでは。ペラップ、ツンデレのテンプレみたいな台詞を…
ギルドの他のメンバー達曰く「ビッパの様子がおかしい、と話す時のペラップは誰よりも慌てていた」とのこと。
そして、プクリン親方からも一言。普段は厳しい先輩たちだけど、後輩のことはとても気にかけてくれているんです。
それに、盗賊団に頑張って立ち向かった時のビッパを、「前よりも強くなってる」とも言ってくれました。
ここも名場面ですね。BGMはビッパの回想と同じく「おもいやるきもち」です。
プクリン親方の言葉が胸に沁みます。私も頑張ろう…
さて、この洞窟ですが。
何もないから、と言ってアクトーズの彼等のように見たままを鵜呑みにするのは二流もいいところ。隠されたものを探し出してこその我等探検隊。目星を付けた場所に、(多分ハイパーボイス)をブチ当てます。
「たあああああーっ!!」
すると、行き止まりだと思っていた壁が崩れ、中から道が現れました!まだまだ探検できる場所があったのです。
幻のポケモン、ジラーチに会えると聞いてみんな大興奮。
しかし、親方様はみんなを止めます。
偶然とはいえ地図を手に入れ、ここまでいくつもの苦難を乗り越えて1匹だけで冒険してきたビッパにこそ、願い事をする権利がある、と。
みんなに背を押され、ビッパは再び旅立ちます。
自分達がジラーチに会えないのは残念だけど、でも親方様って凄い。器が違う。ビッパが去った後、弟子のみんなは口々に言いました。
だって、どんな願い事でも叶えてくれるジラーチに願えば、大好物のリンゴ「セカイイチ」を食べ放題!なんて願う事もできるのに。カッコいいですね。
…って、あれ?
ちょっとー!?みんな止めて止めてー!
必死にみんなで取り押さえようとしますが、ポカポカと激しく暴れる音がします…
オチもしっかり務める、チャーミングな親方様でした。
(つづく)
外伝1-2「願い星の伝説」
寝に入って数分後。僅か数分で眠りを妨げるような爆音いびきが。
同室のドゴーム…
いびきが煩くて眠れない、かと言ってそれを注意するのも怖い…と途方に暮れるビッパ。お気持ち、お察しします…
怖い、といえば。昼間にチンピラみたいな奴が1匹のポケモンを追いかけていましたね。そして、あの追われていたポケモンは、ビッパに何かを手渡してきた。何だったんだろう、とビッパはここでそれを検めてみます。
それは、古びた地図のようでした。丸められた状態で渡されたのでしょうか。そこに記されていたのは、「ほしのどうくつ」の文字。
この地図を持っていたあのポケモンが追われていたことも踏まえると、「ほしのどうくつ」には絶対に何かがある。そう思うととても興奮してしまい、とても寝られるような状態ではないのですが…あといびきが相変わらずうるさいですが、明日になったら、ペラップに聞いてみましょう。とにかく寝ます。寝ましょう。
翌朝。朝礼が終わってからビッパはペラップに尋ねます。ペラップは情報屋でもあり、とても物知りなのです。
ポケパークWiiでもチュートリアルの説明役として登場しましたが、「人語を解する」という設定によるものなのか、ペラップは外伝作品でもそういった役割が多いような気がします。
ペラップが言うには、「ほしのどうくつ」とは伝説と言われる秘境だそうです。
そこには幻のポケモン、ジラーチが住んでいて、ジラーチを目覚めさせるとどんな願い事でも叶えて貰えるそうです。
願い事、と聞き、ビッパの目の色が変わります。
ジラーチに会えば、ビッパの夢…「一流の探検家になる」という夢が叶うかもしれない。これは願っても無いビッグチャンスです。…なんてニヤニヤしてたらペラップにツッコまれました。「なにか企んでそうだ、アヤシイ」だって。エスパータイプでもないのになんだか鋭い…
そんなやりとりをしていたら、見張りの仕事をしていたドゴームから呼ばれました。ビッパに会いたいというお客さんが来ているそうです。
入り口で待っていたのは、昨日追われていたユキカブリでした。なんでも、昨日ビッパに手渡した地図に記された伝説の秘境の噂を嗅ぎつけて、悪いポケモンに追いかけられていたのだと言います。
それでとっさに通りすがりのビッパに地図を隠してもらった、とのこと。あの後、結局怖い目にはあったそうですが…探検家稼業をやっているとこんなトラブルまで発生するんですね…
ユキカブリは、奴らにまた集られる前に自分と一緒に「ほしのどうくつ」まで探検してほしい、と頼んできました。もともとそこに行く予定があったビッパも二つ返事で引き受けます。
しかし、ビッパにはギルドの修行があります。そうやすやすと色んなところに行けるほどの自由な身ではありません。
そこで。
「昨日の夕食を食べ過ぎてお腹壊した」という(なんともありがちな)仮病を使ってギルドの修行を休む事にしました。
良心が痛みますが、これで願い事を無事に叶えられたら、きっとみんなに迷惑をかけなくて済む、ビッパはそう考えます…
さて。まずはトレジャータウンに行きましょう。ユキカブリは一応追われている身なので表立って行動出来ません。そこで、ビッパが事前準備を済ませてダンジョンに向かう段階で合流、という作戦で行く事にします。
このスペシャルエピソードの期間中も、お店のポケモンに話しかけると初回のみ特殊なリアクションをしてくれます。
…顔に出てるぞビッパ。
準備万端。それでは、目的地に向かいましょう。
今回訪れる「ほしのどうくつ」は、本編でいずれ踏破することになる「だいすいしょうのみち」と同じ景観をしています。ただしBGMは書き下ろし。キラキラしていて綺麗可愛いです。ちなみにこのダンジョンで「ひみつのちから」を使うと「れいとうビーム」になります。登場するポケモンはニョロモ、コダック、ハスボーなどのこれまた本編でそのうち行くことになる「たきつぼのどうくつ」からの出張組を中心に構成されています。
そして気を付けなければならないのが、天気。
同行するユキカブリはステータスもわざも強力なのですが、とくせい「ゆきふらし」によって常時あられを降らせるので、あられ中は10ターンにつき3ダメージ受けることになるのです。これが地味にキツイ。出現する敵ポケモン、コダックの「ノーてんき」で強制的に天気を晴れにさせることもできますが…
主人公のビッパですが、レベルは10。HPは高めではあるものの攻撃手段が「たいあたり」しかない為、いくらタイプ一致とはいえちょっと心もとない。本当に「めざめるパワー」を使った方が良かったのでは…
また、ハートがピンク色の同行者は、クッキーズのパートナーのようにわざの切り替えやどうぐの使用が出来ないので、いくらレベルが高いとはいえ動向には気をつけましょう。…同行者だけに、なんて。
また、このダンジョンは「ふしぎだま」が多く見つかるので、「ひでりだま」「あめだま」などで天気を変える事もひとつの手です。
ただしみずタイプのポケモンが多いのでみず技が強化されてしまう雨にするときは注意。
歩いていたら「ふっかつのタネ」を発見!これはありがたいです。コンティニュー出来ると考えるとちょっと安心。
本編ではまだ見ていませんが、ダンジョンのお店も発見。
利用の際はくれぐれも注意しましょう…
ここでもリーシャンが登場しますが、やはり「まきつく」がかなり怖いです。
危なくなったらすぐにオレンのみを使いましょう。割とすぐに落ちているし、何よりあられが降っているせいで歩いてもHPが回復してくれないのです。むしろどんどん減っていく。
地下7階を降りると中継地点です。中央のガルーラの像でセーブが出来ます。
取り敢えず、今回はここまで。まだまだ先は長いですね…
(つづく)
外伝1-1「ビッパのねがいごと」
3章も終わってほっと一息。ここで、最近解放されたスペシャルエピソードを消化していきましょう。
Special Episode-1 〜ビッパのねがいごと〜
空の探検隊にて追加された本作の見所のひとつであり、所謂「外伝」「サイドストーリー」的なミニエピソードで、主人公以外のポケモンを動かして本編とは一風変わったストーリーを楽しむものです。第1弾は、3章にてクッキーズのすぐ上の先輩として登場したビッパを主軸としたお話になります。スペシャルエピソードはメインメニューのここで選択。
この物語は、ギルドの朝礼からスタートします。朝から気合いを入れる新米探検隊のクッキーズ。
そしてそれを遠巻きに眺めるビッパ。ポケモンの名前の色がこの時点で変わっていますね。
本来ならばこのビッパの独白の後に、あのタイトルキャッチが入るのですが、ブログの都合により順番を入れ替えています。
時系列はビッパが入門したすぐ後。なのでクッキーズが入ってくる本編のちょっと前ですね。
ビッパは日記にもあった通り、「一流の探検家になりたい」という夢を叶える為に故郷を発ってはるばるトレジャータウンまでやってきたようです。
ポケパークWiiでもそうだったのですが、川の中に木の枝で出来た家を構えるあたり本当に「らしい」です。
母親のビーダル、そして妹と弟が、旅立つビッパを見送ります。BGM「おもいやるきもち」の所為もあってとてもホロリとくるシーンです。お母さんが優しすぎる…
必ずビッグになって帰ってくる、そう約束して、ビッパは巣立っていったようです。その背を見守る3匹が手を振っているのがまた涙を誘う…
しかし、希望を胸にいざギルドの門を叩き弟子入りしたはいいものの。
「ふっかつのタネ」と「ふこうのタネ」を間違えたり、
親方の大好物のリンゴ「セカイイチ」を盗み食いして夕飯抜きにされたりと。
(後者はともかくとして)とにかく毎日みんなに迷惑をかけまくって失敗続き。日記にもありましたが、ビッパはひどく落ち込んでしまいます。意欲はあるのに才能が伴わない、自分のミスでみんなに迷惑をかけ、ここぞというところでドジを踏んでしまう…自分にも身に覚えがあるので、私はここで感情移入してしまいました。
翌日。いつも通りの朝礼です。
今日、ペラップに言いつけられた仕事は「オレンのみの在庫調査」でした。しかしビッパは不服そう。もっと探検隊らしい仕事がしたい…とのことですが、まだまだ未熟なビッパには下積みが必要だと諭され、地道にがんばる事を決めます。
ここからプレイヤーが操作できるようになりました。まずはビッパのベッドでセーブセーブ。
それにしても、ビッパでトレジャータウンを歩くのって新鮮な気分です。
ガラガラ道場に行くと、「倒産記念」と言って「ふっかつのタネ」を貰えました。有り難いけど倒産したのに記念って。
橋を渡って目的地のお店に到着。今日のオレンのみは2個入ってるそうです。でもオレンのみって冒険に超必要なアイテムなのに2個しか売ってないって、大丈夫なのか…?
さて、在庫調査を終えたビッパはここでカクレオンたちに相談をします。
手っ取り早く探検家として活躍したいならば、強力なわざを覚えて強くなれば良い、とカクレオン専門店の店主はわざマシン「めざめるパワー」を勧めてきました。
まぁ、ビッパでも覚えられそうなわざと言ったらこれが妥当ですよね。
しかし、提示されたお値段を聞いてビックリ仰天。高い。わざマシンって売却時の値段は250ポケしかないのに買う時はやたらめったら高いんだから…
しかし、実はビッパにはこのわざマシンは「買えない値段」ではなかったみたいです。というのも、お小遣いとは別に7,000ポケという大金が、彼にはあるとのこと。
それは、故郷を発つ時に母親から渡された餞別でした。こんな日がいつかは来るだろう、と、前々から貯めていたのだと言います。
たしかにお金なので使わなければ意味を成さないものではあるのですが、これはどうしても手放せないものでした。気持ちはよくわかる。額の話ではないですよね。結局、ビッパはわざマシンを買わずに立ち去ります。
そうして帰ろうとした時。
妙にオドオドしているポケモンから、「あるもの」を咄嗟に手渡されました。急いでいたポケモンは西の方へと走り去っていきます。
そして彼を追いかけてきたのはなんだか怖そうな2匹。チンピラみたい。
訳がわからないまま、ビッパはさっきのポケモンが逃げた方向を正直に言ってしまいますが…
気の弱いビッパはああいった怖い連中とは関わりたくないそうですが、なんだか心配ですね…
そんなこんなで夕食の時間。今日もお仕事お疲れ様。
明日も朝から早いから寝よう、と眠りにつくビッパでした。
(つづく)